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原状回復で行う工事の内容と主な流れについて

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賃貸住宅から引っ越すときには、原状回復の工事をしなければなりません。
しかし、具体的には何をしなければならないのか良く分からないという人が多いと思います。

この記事では原状回復をする業者の対応や工事の内容と流れについて紹介しています。
これから引っ越しをする予定の人は確認してください。

原状回復では何をするのか

原状回復とは賃貸住宅の契約を解除したときに、部屋の状態を契約する前と同じ状態に戻すことを意味します。

自分が暮らすうちに、床や壁に付けてしまった傷やヘコミ、黄ばみなどを修復して、新しい入居者が気持ちよく暮らせるようにします。

原状回復の工事では壊れた部分の修繕を行います。

賃貸アパートやマンションだけでなく、オフィスや事務所として借りて改装したテナントでも、退去するときには原状回復をしなければなりません。

自分が住む場所として借りたのか、店舗や事務所など営利目的で借りたのかによって、原状回復の工事でかかる金額や工事の内容は変わります。

原状回復で借り手が費用を負担する場合

原状回復で賃貸アパートやマンションの修復工事をするときには、壊れた場所や原因によって費用を負担する人が異なります。
通常は賃貸アパートやマンションを生活空間として借りているときには、借り手の負担は少なくて済みます。

例えば、室内でペットを飼っていて、ペットが付けたシミや引っかいた傷、浴室のカビや水垢の除去、キッチンの油汚れの清掃などは、借り手が掃除やメンテナンスをしなかったために出来た傷と見なされて借り手が補修する責任を負います。

しかし、家具を置いたあとに出来た床のヘコミや日光によるクロスや畳の変色、地震や台風によって壊れた設備の修復などは借り手が費用を支払うことはありません。

また普通に暮らして出来たわずかな傷や自然劣化、災害などで壊れた部分も借り手が責任を持つことはありません。

事務所や店舗としてテナントを借りた際には、通常はすべての原状回復を借り手が責任をもって行います。

具体的には水道やガス、電気の配管に関する工事、事務所に設置した間仕切りの片付け、クロスや天井ボードの張り替え、キッチンや受付け台の取り外しなどが含まれます。

原状回復をする工事はどのような流れで行うのか

いま借りている賃貸物件から引っ越すことが決まったら、まず初めに原状回復を行う業者を見つけて連絡します。
自分で見つけることが難しいときには、管理会社か大家さんに連絡すると紹介してもらえます。

それから業者と原状回復の工事で何をするのかを話し合います。
また賃貸住宅の間取りや契約の内容、希望する費用についてチェックしましょう。

それから原状回復をする業者が家に来て状況を確認します。
業者が自分の目で見てどのような工事が必要になるのか、工事の内容や見積もりについて話し合います。

原状回復をする業者と何回か話し合いを重ねて、工事の内容や出された見積もりに問題が無ければ契約をします。

契約を結んでからは工事を始めます。原状回復が簡単な作業であれば3日程度で終了しますが、複雑な工事になると2週間以上かかることもあります。

またテナントを借りた時に、100坪以上の広い場所だと1ヶ月以上かかることがあります。
工事が終了する間に自分でも作業現場をチェックします。

追加で修理する場所がないか、原状回復をする業者と話し合い、大家さんとトラブルにならないように気を付けます。
原状回復は工事を行う前にも準備の時間が必要です。

予定通りに工事が終わらなかったときには、家賃を延長して支払うように大家さんから要求されることもあるので、前もって契約書をチェックしておきましょう。

原状回復で起きやすい問題

原状回復においては、借り手と大家さんとの間で問題が起きることが多く、国土交通省が原状回復に関するガイドラインを発行しました。ガイドラインの内容に法的な拘束力はありませんが参考になります。

しかし、原状回復にかかった費用を誰が支払うかで借り手と大家さんの間でトラブルは絶えません。

例えば、借り手と大家さんのどちらが費用を支払うべきか判断が難しい傷の修復、余りにも高すぎる工事費用の請求、親族が住んでいたアパートの原状回復の工事でかかった費用を請求されたが親族はすでに亡くなっている場合など複雑な問題も起きます。

原状回復で起きやすい問題を避ける方法

入居する前に借り手と大家さんが交わす契約書のなかには、原状回復のときに借り手がどこまで負担するのかが書かれています。
契約書で不鮮明な部分があれば、契約をする前に大家さんと確認すれば問題を抑制できます。

もし原状回復の問題が起きて、借り手と大家さんだけでは話し合いが難しいときには、第三者に助けてもらう必要があります。
アパートの管理をしている不動産会社に相談することが出来ます。

しかし大家さんではなく、借り手と不動産会社の間で揉めているときには、話し合いの進展は難しいでしょう。
そういうときには国民生活センターに連絡して、問題解決の方法を教えてもらうことも出来ます。

また原状回復の工事でかかった費用の請求額が高いと感じたときには、原状回復の工事を専門で行う施工業者に聞いてみれば、より正確な相場の金額を知れます。

原状回復にかかる費用を抑えるコツ

原状回復に関する清掃作業を、特殊なクリーニング業者に依頼すると費用が安くなる場合もあります。

特殊な清掃をしている業者は、孤独死の現場やペットのニオイが染み付いたアパートなど、普通の業者では対応出来ない強い汚れや臭いを洗浄してくれます。

クリーニング業者のプランの中から有効でなお且つ値段が安い技術を選択することで、原状回復にかかる費用を安く抑えることも可能です。

一例として玄関のニオイを取る工事で、一般の原状回復業者は玄関のクロスだけではなく、廊下やリビングのクロスまで張り替えなければなりません。

これは玄関以外の場所に広がったニオイの元を取り除くことが目的です。
また玄関だけクロスの色が違うとチグハグなので、統一感を出すためにすべてのクロスを張り替える選択をします。

しかし、特殊な清掃業者に作業を依頼すると、専用の脱臭機を使ってニオイを取り除くのでクロスをすべて張り替えなくてもキレイになるので、原状回復にかかる費用を減らすことが出来ます。

C.i.P株式会社は、東京都練馬区を中心に原状回復やハウスクリーニングを承っております。当社は、スピード感のある原状回復を心掛けております。空室の期間をなるべく短くしたいオーナー様・管理会社様は、ぜひ当社におまかせください。

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