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ー原状回復のトラブル回避で損しないための基本と実践ポイントー

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原状回復でトラブルが起きやすい理由を先に理解する

原状回復は「退去時に部屋を元に戻すこと」ですが、貸主と借主で“元に戻す”の範囲がズレやすく、そこから揉め事が生まれます。汚れや傷が「生活で自然に付くもの」か「不注意で付けたもの」かの判断も、人によって変わります。退去の時期は引っ越し準備で忙しく、確認が雑になりがちです。請求書が届いてから驚いても、証拠がなければ交渉は不利になります。争点になりやすいポイントを知り、事前に潰すことが最大のトラブル回避です。

「経年劣化」と「借主負担」の境界があいまいになりやすい

経年劣化は時間とともに避けられない変化で、基本的には家賃に含まれる考え方です。一方、故意・過失、手入れ不足、通常の使い方を超える傷みは借主負担になりやすいです。たとえば壁紙の変色が、日照なのか喫煙やカビ放置なのかで結論が変わります。ここを整理せずに話すと感情論になり、長引きます。判断の軸を言語化し、写真ややり取りで裏付けできる状態にしておくと話が進みます。

契約書・特約・口頭説明が食い違うと揉めやすい

契約書に範囲が書かれていても、入居時の説明や募集資料とズレていると火種になります。「清掃費は一律」「退去時は全面張替え」などの特約は、文言と説明次第で受け止め方が変わります。契約前後の資料を保管し、特約は「固定か実費か」「何が対象か」を確認しておくのが安全です。曖昧な表現は、退去時に強い方の解釈で進みやすいので要注意です。

入居時にやっておくと退去時がラクになる準備

トラブル回避は退去時だけの話ではありません。入居した瞬間から「退去時の証拠づくり」が始まります。入居時に状態確認をしていないと、もともとの傷でも自分の責任と言われたときに反論しづらいです。逆に最初の状態を押さえておけば、退去時の話し合いは冷静になります。ポイントは、記録を“見返せる形”で残すことと、管理会社に“共有”しておくことです。

入居直後のチェックで写真とメモを残す

家具を入れる前に、壁・床・天井、建具、水回り、窓まわりを一周して、傷・汚れ・へこみを撮影します。撮り方は「全体→寄り→位置が分かる引き」の順が分かりやすいです。メモは場所と状態を短く書き、日付が分かる形で保存します。チェック例は次の通りです。
・クロスの破れ、汚れ、カビ跡
・床の傷、きしみ、変色
・水漏れ、排水のにおい

気付いた不具合は早めに連絡し履歴を残す

不具合を放置すると「手入れ不足」と見られやすくなります。小さな水漏れを放置して床が傷んだ場合、原因が設備側でも、悪化させた部分の負担を求められる可能性があります。連絡は電話だけで終わらせず、メールなど記録が残る手段を使うのが安全です。いつから、どこが、どういう状態かを写真付きで伝え、対応手順も確認します。履歴が残っていれば「以前から伝えていた」と示せます。

退去前のセルフ点検と掃除で不要な請求を減らす

高額請求の一部は、深刻な破損ではなく「掃除不足」「軽い補修で済む傷」を見逃すことが原因です。水回りのカビや油汚れは放置ほど落ちにくく、業者清掃の範囲が広がりがちです。退去日が決まったら、慌てる前に点検の予定を作り、写真を撮りながら進めると安心です。無理な補修で悪化させないことも、重要な回避策になります。

自分でできる範囲と業者に任せる範囲を分ける

自分でできるのは表面の汚れ落とし、水垢取り、フィルター清掃などです。逆に、壁紙の張替えを自己判断で行ったり、床を強い薬剤で傷めたりすると負担が増えることがあります。迷う場合は管理会社に写真付きで相談し、清掃で足りるか、補修が必要かを確認します。完璧よりも、悪化させないことを優先しましょう。

退去前に写真を撮って“現状”を固定する

退去当日は荷物搬出でバタつくため、荷物を出した直後に部屋全体を撮影し、気になる箇所はアップも撮ります。日付が分かる設定で、照明を付けて暗部を作らないのがコツです。水回りはシンクや浴室のゴムパッキンなども撮ると説得力が上がります。写真があるだけで、後日の「退去後に付いたのでは」という疑いを減らせます。

立ち会いと見積もりで揉めないための会話の進め方

退去立ち会いは山場です。感情的に否定するのではなく、事実と基準で話すことが大切です。「払いたくない」ではなく「どの箇所が借主負担で、理由は何か」を確認し、根拠を残していきます。立ち会いの場で即決を求められても、理解できないまま同意すると後で覆しにくいことがあります。納得できない点は持ち帰り、見積書と写真をセットで受け取り、整理してから回答するのが安全です。

立ち会い当日は確認すべきポイントを絞る

全部を議論しようとすると流されます。次の質問を用意すると、説明が具体的になります。
・どの箇所が借主負担と判断されたのか
・部分補修で済む可能性はあるか
・清掃費が固定か、実費か、その根拠は何か
説明はメモし、可能ならその場で写真も撮ります。

見積書は「作業内容」「範囲」「単価」の3点で読む

見積書は金額だけでなく中身を分解して確認します。「クロス張替え一式」と書かれている場合、面積や部分補修の可否が分かりません。床も「補修」か「張替え」かで費用が変わります。①どの場所に、②どの作業を、③どれだけの範囲で行うのか、の順で整理し、写真と照合して「この範囲が必要な理由」を文面で確認すると行き違いが減ります。

請求に納得できないときの対処と、やってはいけない行動

納得できない請求が来ても、無視や感情的な反論は悪化しやすいです。契約書・特約・入居時の記録・退去時の写真・見積書を並べ、食い違いを特定します。そのうえで主張を短くまとめ、質問と要望をセットで伝えると話が進みます。支払いを一部保留したい場合も、理由と期限を示して合意を取りにいく姿勢が重要です。焦って署名や同意をしないことが、トラブル回避の最後の防波堤になります。

連絡は「事実→確認→提案」の順で文章化する

事実を示し、確認点を明確にし、落としどころの提案を添えます。「入居時からあった傷で写真があります。借主負担の根拠を教えてください。部分補修の見積もりも提示してください」のように、感情を入れずに書きます。電話で話す場合も、要点はメールで送って記録に残します。短く整理された文章は読まれやすく、解決が早まります。

やってはいけないのは「無断修理」「連絡放置」「即決」

無断で修理すると、品質や範囲を巡って新たな争点が生まれます。連絡の放置は、相手の主張が既成事実になりやすくなります。即決も危険で、同意後に妥当性へ気付いても撤回が難しい場合があります。対策は、勝手に手を入れない、期限を決めて返答する、不明点は文面で確認する、の3つです。落ち着いて進めれば多くのトラブルは小さくできます。

C.i.P株式会社は、東京都練馬区を中心に原状回復やハウスクリーニングを承っております。当社は、スピード感のある原状回復を心掛けております。空室の期間をなるべく短くしたいオーナー様・管理会社様は、ぜひ当社におまかせください。

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