ー原状回復の清掃で損しない!退去前にやるべき掃除の順番とコツー

原状回復の清掃は「退去前の印象」で結果が変わる
原状回復の清掃は、単に部屋をきれいにするだけではなく、退去時の確認や見積もりに影響しやすい重要な工程です。汚れが残っていると「手入れ不足」と受け取られ、追加清掃や補修が必要と判断されることがあります。逆に、落とせる汚れを事前に落としておけば、不要な作業が減り、請求の根拠も明確になります。とはいえ、無理に完璧を目指して素材を傷めると逆効果です。ポイントは、優先順位を決めて効率よく進めること、掃除の前後で状態を記録しておくこと、そして「自分で落とせる汚れ」と「業者レベルの作業」を切り分けることです。退去日が決まったら、引っ越し準備と並行して少しずつ進めると、当日に焦らずに済みます。
ここからは、初心者でも迷いにくいように、清掃の段取りと基本ルールを整理します。
まずは準備:掃除の前に写真で現状を押さえる
掃除を始める前に、部屋全体と気になる箇所を撮影します。汚れが落ちない場合でも「やった形跡」を残せるため、後の説明に役立ちます。撮影は、全体→場所が分かる引き→汚れのアップの順が分かりやすいです。特に水回り、壁紙の汚れ、床の傷は重点的に残しましょう。
やり過ぎ注意:強い洗剤や研磨で素材を傷めない
床や壁紙は、強い薬剤やスポンジの研磨でツヤ落ちや色ムラが起きることがあります。汚れを落としたつもりが「傷を付けた」と判断されると本末転倒です。基本は中性洗剤で試し、目立たない場所でテストしてから広げるのが安全です。
清掃の優先順位は「水回り→換気→床・壁」で進める
限られた時間で効果を出すなら、優先順位を守るのがコツです。まず水回りは、汚れが目立ちやすく、放置すると落ちにくいです。次に換気扇やキッチンの油汚れは、においの原因にもなり、指摘されやすい箇所です。最後に床や壁は、素材を傷めない範囲で整えることが目的です。順番としては「上から下へ」「奥から手前へ」が基本で、効率が上がります。掃除は一気にやろうとすると疲れて雑になりやすいので、エリアを分けて実施すると失敗が減ります。例えば、平日は水回りだけ、休日にキッチンと換気、最後に床全体というように分割すると現実的です。
次は、各エリアで“やるべき清掃”を具体的に見ていきます。
浴室・洗面・トイレ:カビと水垢を中心に整える
浴室は排水口、床、壁の下部、パッキン部分がポイントです。水垢は乾くほど固くなるため、濡らしてから作業すると落ちやすいです。洗面は鏡のくもり、蛇口の水垢、ボウルの黒ずみを整えます。トイレは便器のふち裏や床の境目など、見落としやすい箇所を重点的に。におい対策として換気扇の埃も軽く取ると印象が変わります。
キッチン:油汚れは「温めてから」落とすとラク
油汚れは冷えると固まり、落としにくくなります。ぬるま湯で拭き取ってから中性洗剤を使うと効率的です。コンロ周り、壁面、シンクの排水口はセットで行い、最後に乾拭きして水滴を残さないのがコツです。焦げ付きは無理に削らず、時間をかけて浮かせる方が素材を傷めません。
見落としがちな清掃ポイント:ここが残ると追加請求の火種に
退去前の清掃で差が出るのは「普段見ない場所」です。ぱっと見はきれいでも、フィルターや巾木、窓レールに埃が溜まっていると、全体の印象が落ちます。また、においは目に見えないのに評価に影響しやすいです。生活臭が強いと「清掃不足」と受け取られることもあります。さらに、家具を置いていた部分はホコリや汚れが溜まりやすく、移動後に気付くケースが多いです。引っ越し直前に慌てないよう、少しずつ範囲を広げていくと安心です。
ここでは、実務で指摘されやすい“盲点”をまとめます。
エアコン・換気扇フィルター:埃は「見える汚れ」になりやすい
エアコンのフィルターは取り外して掃除できる範囲だけで十分なことが多いです。内部洗浄まで無理にやると故障リスクがあります。換気扇もフィルターやカバー表面の埃を取るだけでも印象が良くなります。作業前後で写真を撮っておくと、やった証拠になります。
窓・サッシ・巾木・照明:地味だけど評価に効く
窓はガラス面より、サッシのレールに砂や埃が溜まりがちです。掃除機で吸ってから拭くと簡単です。巾木は床との境目に埃が溜まり、黒ずんで見えます。照明の傘やスイッチ周りの手垢も目立ちやすいので、軽く拭き取るだけで清潔感が上がります。
自分でやる範囲と業者に任せる判断:無理しないのが最適解
原状回復の清掃は、やればやるほど良いわけではありません。自分で落とせる範囲を丁寧にやり、素材を傷めそうな作業は避けるのが結果的に安く済みます。特に床のワックスがけ、壁紙の漂白、強い薬剤の長時間放置などは失敗すると負担が増えます。落ちない汚れがある場合は、写真を撮って「どの程度の清掃が必要か」を管理会社に確認するのも有効です。請求が出た後に慌てるより、事前に相談した方が落としどころが作りやすいです。最後に、清掃後の部屋全体と気になる箇所を再撮影し、退去当日も荷物搬出後にもう一度撮影しておくと、トラブル回避にもつながります。
最後に、清掃をやり切るための簡単な手順をまとめます。
清掃チェックの流れ:分割して進めると失敗しにくい
・掃除前に全体撮影
・水回り(浴室→洗面→トイレ)
・キッチンと換気(油→水垢→乾拭き)
・窓・サッシ・巾木・スイッチ
・床の掃除機と拭き掃除
最後に全体撮影をして、やり残しがないか確認します。
退去当日の最後:荷物搬出後の撮影で安心を作る
退去当日は、荷物搬出後に空室の状態を撮影します。照明を付け、全体と要所を押さえれば、後日の説明材料になります。原状回復の清掃は「完璧さ」より「納得できる状態と記録」が大切です。順番とコツを押さえて、無理なく進めていきましょう。
C.i.P株式会社は、東京都練馬区を中心に原状回復やハウスクリーニングを承っております。当社は、スピード感のある原状回復を心掛けております。空室の期間をなるべく短くしたいオーナー様・管理会社様は、ぜひ当社におまかせください。
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